【おすすめの本】DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
たまには最近読んだ本を紹介したい。
以前は、小説等を好んで読んでいたが、最近は人生論や生き方、投資関係の本が多い。
先日読んだのは
「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」である。
まあ、中身については読んでもらえばいいのだが。
特になるほどと思ったのは、いくら資産を残してもそれは、無駄に働いたという考え方。確かに。
投資をしたりしていると、資産を増やすことが目的になるが、死ぬまでに使い切らなかったら、それは無駄だよと。
子供に遺産を残したいという人もいると思うが、自分が死ぬときには基本的には子供もすでに老人であり、そのころに大きな資産をもらっても、嬉しいは嬉しいがお金の魅力を最大限に引き出せるかというと、それはノー。
なので、子供に資産を残すのであれば、できるだけ若いうちに生前贈与したほうがみんなハッピーになる。子供もその資産をもとに投資も可能になるので、効率的だろう。
私は今までできるだけ、資産を多く子供に残したいと思っていたが、この本で大分考えが変わった。確かに私が90まで生きたとすると、子供も60くらいなので、もうリタイヤをしている時期かもしれない。そのころにお金をもらうよりも、若い時に旅行等の経験にお金を使ったほうが人生は豊かになるだろう。
人生は思い出づくりなのだ。死ぬときにいくら資産を持っているかを競うゲームでもない。年をとって、体を動かすことが億劫になったときに、いかに多くの思い出をもっているかが重要なのではないか。