45歳セミリタイヤを目指すブログ

30代サラリーマンが45歳セミリタイヤを目指します。

専業主婦の103万/106万/130万/150万の壁

専業主婦の○○の壁

よく巷で言われる、専業主婦の○○の壁。

これを改めてまとめてみた。

うちは地方在住だが、幸いにも嫁も仕事を見つけてくれたため、パート職についている。その際に、嫁からいくら稼いでいいの?と言われた際に説明したので、それを再整理。セミリタイヤには嫁の収入も欠かせない。

 

そもそも○○の壁は大きく2つの観点で存在している。

 

・税制上の話

→ざっくりいうと、本人(専業主婦)じゃなくて、夫側が配偶者控除/配偶者特別控除が適用されないことで手取りが減っちゃうよって話。

社会保険上の話

→ざっくりいうと、本人(専業主婦)が自分で健康保険や厚生年金の加入義務が発生が発生するので、本人(専業主婦)の手取りが減りますよって話

※減るって言っても、損はしない

 

103万の壁

給与収入が103万を超えると
配偶者控除配偶者特別控除となるが、控除額38万は変わらないので影響なし
・103万円を超えると103-48(基礎控除)-55(給与控除)=課税される所得金額が0以上になるので、所得税(5%)がかかる

 

150万の壁

給与収入が150万を超えると
配偶者特別控除となるが、150-55(給与控除)=95となるので、納税者の控除額が段階的に減る。
・150-48(給与控除)-55(基礎控除)=課税される所得金額が0以上になるので、所得税(5%)がかかる

106万の壁

年収が106万円を超えると、健康保険や厚生年金の加入義務が発生しますよ」というライン。
ただし、必ず発生するというわけではなく、以下のAND条件。
また年金は増えるので別に損はしていない。
1. 所定労働時間が週20時間以上
2. 1ヶ月の賃金が8.8万円(年収106万円)以上
(賞与や残業手当、通勤手当などを含まない)
3. 1年以上の雇用期間が見込まれている
4. 学生(夜間・通信制定時制を除く)ではない
5. 従業員数が500人以上、または500人未満でも社会保険加入に合意している

 

130万の壁

年収が130万円を超えると、健康保険や厚生年金の加入義務が発生しますよ」というライン。
106万の壁とはちがって、必ず発生する。
ただし、年金は増えるので別に損はしていない。